ドライアイとは、様々な要因による涙液および角結膜上皮の慢性疾患であり、眼不快感や視機能異常を伴う(2006年、ドライアイ研究会)と専門的に定義されますが、眼が疲れやすい、何となく眼に不快感がある、眼に乾燥感がある、重たい感じがする、光りを見るとまぶしい、眼が痛い、かすんで見える、目やにが出る、眼がゴロゴロする、涙が出る、ところが入浴時にこういった症状が軽減する などのように一見、眼精疲労や結膜炎のように思われる症状をお持ちの方の中にドライアイの方がいらっしゃいます。 |
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私たちは、リラックスしているときには、約3秒に1回のまばたきをしていますが、パソコンなどを凝視しているときなどには1/4にまばたきは減少し知らぬ間に、眼の表面は乾燥状態に陥ってしまいます。VDT作業者の30%以上にドライアイ確定例の方がいらしたとの報告もあります。ドライアイもまさに現代病の1つなのです。
VDT作業者のドライアイは、まばたきの減少による涙の蒸発亢進が主な原因で、女性、コンタクトレンズ装用者などに更に発症しやすいようです。
また、近年の研究で眼を開き続けていることで乱視が増えたり、視力低下が生じることがわかってきました。 |
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1.涙の分泌が少ない方の治療
ドライアイの重症度に応じて人工涙液という涙と成分の似た目薬や、水分をとどめておくためにヒアルロン酸の入った目薬をしていただきますが、重症度があがるにつれ、防腐剤の添加がないものを使用します。
涙の中には、角膜上皮細胞の分化、分裂に重要な様々な物質が含まれています。そのため重症のドライアイの方には、少しでも本人の涙を眼にためておくために、涙点(涙を眼の外に排出する出口)をシリコン製の涙点プラグで塞いでしまう場合もあります。
また、涙の乾きを抑える保護用眼鏡の装用をしていただくこともあります。
2.涙の分泌以外が原因のドライアイ
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結膜弛緩症(加齢で生じた結膜のたるみにより涙の入れ替わりが悪化し、炎症が生じ、まばたきによる涙の正常な分布が障害される)が原因の場合や |
| (2) |
マイボーム腺機能不全(まぶたの縁にはマイボーム腺という油の分泌腺があり涙腺から出た涙の上に油の膜を作り水分の蒸発を防いでいますが、油の分泌が低下または異常な分泌がされる状態)が原因の場合 |
もあり、点眼治療以外にも様々な治療が必要とされます。
原因を突き止め、重症度を判断した上で適切な治療を行うことが大変重要です。 市販の点眼薬だけでは症状が改善しない方、ぜひ当院にて検査をしてみませんか。
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